北野的読書日記

岩波文庫を中心に、読んだ本の感想を書いていきます。よろしくお願いします。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「方法序説」デカルト

「われ思う、ゆえに我あり」この言葉は誰でも知ってますよね。この考え方が出てくるのが本著です。人々が真理を見つけるための方法を記しました。これが本著です。なので「方法序説」というタイトルです。デカルトは真理を見つけるためには、正しいかどうか…

「車輪の下」ヘッセ

この本は中学生のときに父に「読むべし」と言われていながら読んでいなかったものです。中学校の国語の先生も「読むべし」と言っていました。父と先生いわく、「思春期に絶対読むべき本」であると。僕はもう思春期ではないし、子どももいるし、中肉中背中年…

「生の短さについて」セネカ

岩波文庫、一冊目はローマの思想家セネカの著書です。この本を選んだのは自分の焦燥感(なんか知らないうちに33になってしまった!)とタイトルがマッチしていたのと、いかにも岩波文庫っぽかったからです。「人生は短い」はよく聞かれる言葉です。しかし、セ…

岩波文庫マラソン

2015年です。今年は趣味の「読書」に対して、きちんと取り組もうと誓う僕です。僕は現在33歳。娘が生まれて嬉しい反面焦りもあります。それは僕ははたして、ちゃんとした大人になっているのだろうかということです。子どもではないし成人してるので大人なの…